「脊索腫」にかかった16
昨日、自分も「脊索腫」にかかった女性の方と電話で話をした。彼女は20年前に医者から「脊索腫」といわれ、「手術しないと死ぬ」と宣言された。ただし手術をしても、主要な神経を切るので寝たきりになるとも言われた。彼女は、自分の現状はたとえ痛みはあっても、寝たきりになるような重症とは思えなかったので、結局その医者のアドバイスは看過した。そうすると、勤め先にまで電話がかかってきて「早期手術」を勧められたという。稀少な症例なので「手術」をしたがるのは私の場合と同じだった。
私の場合、最初町の医者が発見し、出身大学の教授に電話してくれたのだが、その電話の様子がまるで希少動物を保護したような浮かれようだった。そこに何か、違和感を感じたので、私は結局「翌日一番に来るように」と言われた、紹介状を書いてくれた大学病院には行かなかった。
彼女はその後も、脊椎が痛むので3-4の大学病院を尋ね、中には「様子を見ましょう」という病院もあった、現在の症状がさらに悪化しなけらば、手術しないほうがいいという感触だったという。やはり、「脊索腫」のような症例の少ない腫瘍には「セカンド・オピニオン」は、欠かせない。その意味で、彼女の選択、そして私の選択は正しかったと思う。結局、医師の全てではないにしても、経験の少ない場合も多く,医師だからと言ってむやみに信じることはできない。自分で自分の信じる道を選ぶしかない。でないと寝たきり、車椅子、人工肛門、再三の再発が待っているのが、「脊索腫」の世界だといえるだろう。
私の場合、最初町の医者が発見し、出身大学の教授に電話してくれたのだが、その電話の様子がまるで希少動物を保護したような浮かれようだった。そこに何か、違和感を感じたので、私は結局「翌日一番に来るように」と言われた、紹介状を書いてくれた大学病院には行かなかった。
彼女はその後も、脊椎が痛むので3-4の大学病院を尋ね、中には「様子を見ましょう」という病院もあった、現在の症状がさらに悪化しなけらば、手術しないほうがいいという感触だったという。やはり、「脊索腫」のような症例の少ない腫瘍には「セカンド・オピニオン」は、欠かせない。その意味で、彼女の選択、そして私の選択は正しかったと思う。結局、医師の全てではないにしても、経験の少ない場合も多く,医師だからと言ってむやみに信じることはできない。自分で自分の信じる道を選ぶしかない。でないと寝たきり、車椅子、人工肛門、再三の再発が待っているのが、「脊索腫」の世界だといえるだろう。
スポンサーサイト
COMMENTS
COMMENT FORM
TRACKBACK
この記事にトラックバックする (FC2 blog user only!)
| home |